先日も投稿したが、2018年はAIが身近に活用されるか否かの鍵になる年だと考える。
AIの活用については、それまで人間が担っていた仕事がAIに置き換えられるため、「機械との競争」と言われており、その影響を危惧する人はAIの活用に否定的な発言をしている人もいる。その考えには国によって異なり、それぞれの事情が垣間見える。
それらについて解説した記事がMITレビューに紹介されていた。記事によるとスウェーデンでは、社会保障やセーフティーネットがあるため現在の仕事がAIに代わられても新技術適応への教育も含め国が整備してくれるので、国民の8割がAIによる自動化に対し拒否感はなくそれで国が強くなれば良いと考えているということである。それに比較し、アメリカではセーフティーネットが弱いため、変化を嫌い、AIによる自動化に対し否定的な考えの国民が多いようだ。
日本はというと、平成28年度版 情報通信白書によると、「好ましくない」に近い考えは2割以下だったということである。しかし、5割近くは「どちらにもあてはまらない」ということであり、肯定というわけではなく、大半は「様子見」または「興味がない」、「良く理解していない」ということかと考えらる。もっと、差し迫った状況にならないと判断できないということであろうか、これも日本の国民性を表している結果かと思う。
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「自動化は怖くない」スウェーデン労働者の8割がAIを歓迎
While U.S. Workers Fear Automation, Swedish Employees Welcome It